梅雨明け酷暑な日〜岡山総空振り編〜06.8/5

<3>岡山県自然保護センター  

  
お次に来訪したのは、なぜか飛んで離れた岡山県自然保護センター。
実は県立森林公園とごっちゃになってて、近いからついでにの予定が、
森林公園についてから間違いに気付いたので、悔し紛れに無理やり強行(笑。
すると、ノギラン(左)やらキバナノマツバニンジン(右)やらがお出迎え。

  
池の縁では至近距離でぼ〜っとしてるウグイス(左)にも出会えました。
近くではヒメオサムシ系のオサムシ(右)を発見。君の名はなんだい?

    
さてさて、今回の目的は自生で見ることはなかなか難しいヒシモドキ。
不思議なピンクの花に久しぶりに再開できて感激!!
でも2年前にみたときは一面に咲いていたのに、今回はかなり少なく
なっていたのでびっくり。そんなもんなんでしょうか。

  
少なくなった原因は、ヒシ(右)との競合に負けたのかもしれないな、
と思いながら水面をのぞいていると、クロイトトンボ(右)を多数発見。

  
池にはチョウトンボ(左)もヒラヒラと多数飛び交ってにぎやかでしたし、
池縁にはモノサシトンボ(右)もたくさんいました。

  
このセンターの名物というと、何でか大規模な飼育を行っているタンチョウ(左)。
しかし何でこの場所でタンチョウなんだろう、と思いつつ歩いていくと
ナンバンギセルの芽生(右)を発見。もうそんな季節なんですね。

  
さて、湿地ではこちらも大変貴重なオグラノセンノウ(左)がちょうど満開。
やっぱり鮮やかで魅惑的な花ですね。サワギキョウ(右)も咲き残ってました。

  
湿地にはキイトトンボ(左)もひっそりとお食事中。近くでは交尾中の
キチョウのカップル(右)なんかも発見。

  
小さな水溜りでは、オオシオカラトンボ♀(左)が頑張って産卵中でした。
近くの草地では、なんでかしら、ウチワヤンマ(右)がテリ張り中。

  
お次にコガンピ(左)とかの咲いているあたりの水辺に移動。よくみると
花の上には、アシグロツユムシの幼虫(右)が佇んでいました。キレイでしょ?

  
水辺の枝にはハラビロカマキリ幼虫(左)もいて、水辺にはオオヤマトンボ(左)の
羽化殻がぶらさがっていました。
ここで大事件発生。突然マルタンヤンマ♀が飛来したのです。しかし、
慌ててしまって、カメラが間に合わずに撮影失敗。ト、ホ、ホ。

  
ここでは、嬉しいことに水辺の幸運の四葉のクローバ、デンジソウ(左)が
たくさんあります。これでもシダ植物なんだから面白いですよね。
よくみるとヒメミクリ?(右)もいくつか咲いていました。

  
ススキの葉裏で、久しぶりのオオトリノフンダマシ(左)と、一回り小さな
クロトリノフンダマシ(右)を発見。ここまで頑張らなくてもいいのに
といつも思ってしまいますが、自然は多芸ですよね。。

  
ユウスゲ(左)もきっぱりと花開く時間帯になったので、そろそろ帰ろうかと
思うと、ススキの根元からものすごい声。そ〜っと草をかきわけると、
アブラゼミに襲い掛かっているキリギリス(右)でした。え〜、マジですか。

というわけで、なんだか全体に空振りな一日でした。
なにより猛暑で、途中から完全にヘバってしまってどうしようもなく
この暑さでは蝶なんかも隠れてるだろうと納得してしまうほどの一日。
最近ちょっと疲れがたまっていたのもあってか、本当に絞れるくらいの
汗をかきました。もう若くないんだからムチャは控えなきゃ、ネ☆


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