反則技がさがさ団〜西風ぷちリベンジ〜06.7/12

<3> 大山・横手道

  
最後に来訪したのは、大山山麓の横手道。小さなオトギリソウの仲間(左)を
愛でつつ歩きはじめると、トウバナにエゾスジグロシロチョウ?(右)が飛来。
斑紋的にそう思うんですが、どうでしょう、合ってますかしら?

  
道端のエゾアジサイを見ていると、ヤツボシハナカミキリ(左)、ヨツスジハナカミキリ(右)など
素敵なカミキリ類が次々と登場。う〜ん、いいですねぇ。
#左はツマグロハナカミキリだそうです。Mikiさんありがとうございます!

  
道端の小さな防水槽の上にはモリアオガエルの卵塊(左)がぶら下がっていて、
水中には、たくさんのモリアオガエルのオタマジャクシ(右)がうごめいていました。

  
そうこうするうちに、期待していたエゾミドリシジミ(左)が出現。近くで卍飛翔をしてくれたので
ちょっと狙ってみましたが、結果(右)はまるで×。後で考えるとシャッタースピードの設定を
変えるのをすっかり忘れてました。そりゃぶれますわな。

  
手近なところにはとまりませんが、そぉっと枝をたぐると、アップでの撮影(左)も一応成功。
常時道の反対側に向けて翅を開くので、翅表(右)が見えたのはわずかに1チャンスのみ。

  
林の中にはキビタキの幼鳥?(左)もいましたが、撮影はNG。
近くにはヤマブドウの若い実(右)もたくさんありました。秋が楽しみヂャ。

  
そのあたりのヤマブキショウマにはセスジヒメハナカミキリ(左)も発見。
アジサイの葉上では、ニンフハナカミキリ(右)が愛を語っていました。
#Mikiさんによると他のヒメハナカミキリ類(ただし難解)のようです…

  
名前は失念しましたが、面白い感じの花(左)も咲いていました。
そして本気で感激したのは、途中で出会ったナンゴククガイソウ(右)。メチャきれい〜♪

  
そして、その花は抜群の蝶集機でもありました。というわけでかぶりついていた
ミドリヒョウモン(左)と、ウラギンヒョウモン(右)。ウシシシシ。

  
草地に咲き始めのシモツケソウ(左)も発見。近くでは嬉しいことに、
翅を大満開に開いてくれているトラフシジミ(右)にも遭遇。やっぱきれいですねぇ。

  
こちらも大満開に開いていたのはヒメシジミ(左)。今回は地味でシックな♀をチョイス。
ヒメシジミの個体数はメチャクチャ多く、しばらく探すと、あっけなく交尾個体(右)も見つかりました。

  
葉裏になんだか面白いくらい真オレンジのカメムシ類幼虫(左)を見つけたり、
えらく新鮮できれいなヒメキマダラヒカゲ(右)を見つけたり、楽しい出会いは続きます。

  
そして、二度目の出会い、オオトラフコガネ(左)。やっぱ抜群に色鮮やかですよね。
近くには夏型のサカハチチョウ(右)もいました。

  
道端では、なにげにきちんと撮影するのははじめてのミヤマハハソ(左)を発見。
喜び勇んで撮影していたら、なんとスミナガシの幼虫(右)が葉の上に鎮座していました。
しかし、何度見てもこのジョーカー顔、生存競争上の必要からこうなったとは
とても思えませんよね。進化と自然選択ってなんだろう、っていつも悩んじゃいます。

というわけで、天候にはハデに嫌われましたが、まぁまぁ成果のあった一日。
やっぱり会社を休んで(≠サボって)繰り出すというのは悪くないですね。
世の中には有給休暇という制度もあります。短期決戦のゼフ狙いのこの時期、
ちょっと有効活用したろうかなぁと、虎視眈々と企みつつある今日この頃です。
(あ、同じ会社の人でご覧になってる方、上司に告げ口しないでネ)
そして、今回のコースは来年絶対、ハイシーズンの天気のよい時に狙って
再挑戦ですね。めざせ、ゼフィルス、全種制覇☆


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