ハチ高原にて〜ウスイロ観察会A〜06.7/9

この日は、ウスイロヒョウモンモドキの観察会第2日。夜のうちはかなり強い雨で、
これは私のオンブオバケがやっぱりついてきちゃったのか、とドキドキしましたが、
朝起きると、割とイイ感じの空模様に変身。観察会の方も大盛況で、大成功のうちに
無事終了し、とても幸せな一日となりました。ワタシは昨日に続き調査班で汗だくになり
ましたが、もちろん前後は力一杯跳びまわって、一層充実した一日を過ごせました。

<1> ハチ高原周辺

  
昨日のパターンから、きっとみんな5時半頃には活動するだろうとみこして、
5時に起きてあたりを散策開始。すると、ミズチドリ(左)や、タチカモメヅル?(右)など
見れましたが、期待していたスズサイコは見つからず。ありゃ?

  
やがて皆も活動を開始され、昨日のアイノのポイントを再訪。でも霧が出てきたので
Tさんのご案内で別ポイントを訪れました。見事なハルニレの巨木(左)の続くところで、
枝を叩いていただくと、ゾクッとするほど鮮やかなカラスシジミ(右)が出現したので感動。

  
近くには、ニワトコの色鮮やかな実(左)がとても目を引きました。
ヨツバヒヨドリの見事な株(右)もありましたが、なぜか蝶は寄っていませんでした。

  
と〜っても新鮮なキアゲハ(左)もいて、ゆっくりと翅を乾かしているかのようでした。
近くにはウラギンヒョウモン(右)も多数乱舞。本当に素敵なポイントで。

  
さて、観察会の会場へ向かうと、ハサミツノカメムシの死骸(左)を発見。
ちょっとボロでしたが、ヒオドシチョウ(右)も力一杯、翅を開いてくれました。

  
その後、昨日以上に気合を入れて、マーキングなどの調査を開始。
よく見ると、草地の中にはカキランのつぼみ(左)がありました。まだ咲いてなかったのね。
オトギリソウの仲間(右)も咲き誇っていましたが、名前はまだ調査中…

  
汗まみれになって、なんとか調査を終え、晴れ晴れした気持ちで周りをうろうろ。
ウスイロヒョウモンモドキはいろんな場所でポーズを取ってくれるのでバシバシ撮影。

  
オカトラノオに群れる姿(左)なんかも見れました。この日も一瞬だけでしたが
トラフシジミ(右)も発見。でも、期待していたゼフは全く空振りでした。

  
スズサイコ(左)も見事な株をみつけました。咲いてる時間帯に登りたいなぁ。
ウツボグサ(右)も大きな群落がまだ残っていました。

  
ヤマブキショウマ?(左)も大満開でそれはそれは見事でした。そして、そこここに
エゾアジサイ?ヤマアジサイだそうです(右)も咲いていてお見事。う〜ん、いいなぁ。

  
期待していたシナノキ(左)は花芽をたくさんつけていたけどまだ咲いていなくて残念。
路肩で吸水しているウスイロヒョウモンモドキ(右)などを観察しながら、下山して
観察会のスタッフと合流。ここで解散し、後は別ポイントへ移動と致しました。

  
ひょこひょこ車を走らせていると、道脇になんか白っぽい花をたくさんつけた巨木(左)を発見。
停めて見ると、これがなんと大満開のシナノキ(右)でした。いやぁ、ラッキー。

  
近くでは夏型のサカハチチョウ(左)がのんびりとたたずんでいました。
そして、バライチゴ(右)も多数。うん、後半戦の滑り出しとしてはなかなかですな♪


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