西風を求めてA〜岡山場違編〜06.7/2

<1> 恩原高原周辺 続き

  
草地の中には、オオナルコユリ(左)の見事な株も発見。美味なる山菜、
シオデの芽生(右)もたくさんありました。

  
たくさんのヒメシジミ(左)を堪能していると、久しぶりにピンク型のツマグロイナゴモドキ(右)
を発見しました。やたらと色鮮やかでいいですよね?

  
その後、委員会の方々と別れて、再度林を練り歩きます。目的はひたすらゼフ。
アオジョウカイ(左)の交尾など見ていると、ちょっとビックリな物を発見。
数年ぶりに見るマメハンミョウ(右)です。関東では珍品ですが、このあたりだとどうでしょう?

  
ウロウロすると、林の中にセリバオウレンの実(左)が一面にあるのを発見。
ヒメキマダラセセリ(右)も飛び回っていました。

  
嬉しいことに、林の中に、かなり立派なウメガサソウの群落を発見。
思わず地面に寝そべって撮影したら、ズボンが泥まみれになってしまいました。

  
何故かバラの上に泊まっていたスジクワガタ♂(左)も発見。何してたの?
近くでは伊達男風のシリアゲムシ(右)にも久しぶりに再会。

  
突然日がさしたから、なのでしょうか?ヒメギス(左)、キリギリス(右)ともに脱皮している
個体を見つけました。しばらく粘りましたが、なかなか動きがないのでギブアップ。

  
なんだかかわいいザトウムシの仲間(左)もそこここにいました。
サワヒヨドリ?(右)も咲き始めていて、なかなか色鮮やかでした。

  
面白かったのは、湖のほとりにたくさんあった、ノダイオウ(左)。アップで見ると
一応、まだまだ花(右)が咲いている状態の株が多いようでした。

  
少し離れた沢沿いまで言ってみると、ここではシモツケソウが花盛り。
ピンクの株(左)、白色の株(右)ともに堪能できました。

  
サワグルミ(左)も少しだけ花が残っていました。近くではイワガラミ(右)も満開。
そして、遠くからはアカショウビンの声が響き、なんともイイ感じでした。

  
さてさて、最後にもう少し粘ろうと戻ると、なんとゴホンダイコクコガネ(左)を発見。顔には
もっさりとダニが付いていました。近くでは色鮮やかなヤツボシツツハムシ(右)も発見。

  
名前はわかりませんでしたが、ちょっと地味なカミキリ(左)も発見。そうこうするうち、
上空をキマダラルリツバメが舞い始めましたが、低い位置には一切下りてこないまま、
日がくれて終了。代わりにヒメシジミ(右)のドアップを撮影して、〆と致しました。
#左はヒメヒゲナガカミキリだそうです。Mikiさんありがとうございます!

というわけで、なんだか予定外に楽しめてしまった一日でした。ハチ高原だけでなく、
別の生息地を訪ねることでとても勉強になったので、貴重な経験だったと思います。
委員会の皆様、本当にありがとうございました。
それにしても肝心のゼフとしては、かすりもしない一日。私の探し方が悪いのも
あるのでしょうが、今年は発生が遅い&少ないのかもしれません。
時期的には、今年の西風探求、とりあえずギブアップですかね。来年は、豊かな風を
いろんな場所で味わえることを祈ると致しましょうか。くぅ〜〜(T_T)


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