ハチ高原再訪〜ウスイロの保護活動に参加@〜06.5/14

<1> 箱石海岸 続き

  
車に戻る前、最後にちょっと砂浜をじっくり見ると、なんだか妙に色鮮やかなサシガメ系(左)を
発見。名前は調べてますが…。近くにはヤマトマダラバッタの幼虫(右)もいました。
#左はビロードサシガメでした。やっぱ何度見てもかわいい配色じゃ。

  
大急ぎでハチ高原へ向かう道中、踏み切りで止まると真横でモンキアゲハ(左)が
急蜜していたので、あわてて車を停めて撮影。ダイミョウセセリ(右)もいました。

  
その付近にはナワシロイチゴ(左)がやたらと色鮮やかな花をつけていて、
タツナミソウ(右)も大満開。やっぱりいいところですね。また来なきゃ。

<2> ハチ高原某所 

  
というわけで、大急ぎでハチ高原に移動し、道すがらヤマドリゼンマイ(左)や、たくさんの
ショウジョウバカマの実(右)などを撮影しながら、活動場所へ。

  
雄大な景色を眺めつつ、保護地の調査用のポール等の補修作業をお手伝いします。
懐かしい草地は、遅い春の様相で、そここにチゴユリ(右)が満開。

  
不思議な雰囲気のスミレ(左)も発見。アケボノスミレでしょうか。サクラスミレのようです。
近くには別の種類のスミレ(右)もありましたが、こちらも判別が付き難い…

  
わかるあたりでは、コミヤマスミレフモトスミレでした(左)や、ニオイタチツボスミレ(右)などが
ぽつんぽつんと、道端に咲いていました。

  
地面をよくみると、エゾスズ?の幼虫(左)が多数飛び跳ねていました。
木陰にはユキザサのつぼみ(右)も見つけました。花が楽しみです。

  
真っ白な花をつけていたのはオオカメノキ(左)。そしてこの日本当に多かったのは、
オオタチツボスミレ(右)。ほとんど絨毯みたいですよね。

  
作業が一段楽して、奥にある小さな湿地に案内していただくと、ショウジョウバカマ(左)が
まだ咲いていてびっくり。もう5月末なのに。ミズタネツケバナ(右)も咲いていました。

  
その後、しばらくウスイロヒョウモンモドキの幼虫探しに取り組みますが、
雨が結構勢いよく降ってきているので、その道のプロ揃いでも難儀します。
その合い間にも、アケボノスミレ?サクラスミレのようです(左)や、ホコバスミレ(右)などを発見。

  
ツボスミレ(左)がものすごい群落になっている場所もありましたが、そうこうするうちに
雨の勢いがすごく、嵐の様相を呈しはじめ、傘を忘れた哀れなバカ(私です)がズブ濡れになり、
哀れんだ皆様が幼虫探しを切り上げて下山して下さる始末。
なんの役にも立たない上に、足をひっぱってしまいまして、本当に申し訳ありませんでした…
その後、宿に入って今後の活動について熱い議論を交わしたあとで、酒を交わしての
懇親会に突入。宿特性の山菜のテンプラ(右)がそれはそれは美味でした。

というわけで、短期決戦で楽しめた箱石海岸と、そのバチがあたったのか
皆様の足を引っ張りまくって大変後ろめたい気分になったハチ高原でした。
ハチ高原のこの場所で見られる貴重なウスイロヒョウモンモドキ、この蝶がいつまでも
この地で舞ってくれるよう、今後も力一杯お手伝いをしていきたいと思っています。
しばらくは足繁く但馬に参拝せねばなりませんね。


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