四国最南端の地で〜GW・6日目〜06.5/4

<2> 土佐清水市北部 続き

  
うろうろするとカシルリオトシブミのペア(左)や、きらびやかなハンミョウ(右)など
小さいながらもステキな発見も続きます。

  
山の中でヤマモモ?(左)の花をみつけて撮影していると、ふいにすぐ近くに
オオルリ♂(右)が出現。暗くて少しぶれましたが、撮影に成功しました。

  
海岸沿いではトベラ(左)が本当に花盛りでしたが、狙いの南方系のチョウは
ほとんど見れず、辛うじて民家の軒先にナガサキアゲハ(右)を見た程度。

  
ケナガムシヒキ(左)や、クロハナカミキリ(右)など、小さいけどステキな雰囲気の
虫たちにはたくさん会えるのですが、これ、といった決定打はなかなか訪れません。

  
さらにうろうろして田園地帯の中の神社林を来訪。マルバウツギ(左)が満開で、
嬉しくなりながら見ていると、クマバチ(右)が何匹か訪花していました。

  
そこではミヤマヨメナだと思うのですが、野菊の仲間(左)を発見。早いなあ。
神社の大きな木にはヒロハアツイタ(右)がついていました。

  
真っ赤な実と白い花を交えたアリドオシ(左)も発見。フイに目の前をスミナガシ(右)が
横切ったりもしましたが、ほとんど証拠にもならない距離にしか止まってくれませんでした。

  
神社の中を歩いていると、突然ミカドアゲハが2匹、高い場所を飛んでくれましたが、
当然撮影できるはずもなく歯軋りをしながら見送りました。近くの沢には
ミヤマカワトンボ(左)がいましたが、今度こそ、と探しまくったヤクシマルリシジミも
完全に空振り。全てヤマトシジミ(右)でした。トホホ。

  
水田地帯をあるくと、イモリ(左)や、ヌマガエル(右)なども出現してくれましたが、
この頃にはかなり雲が出てきたのでギブアップ。とりあえず足摺岬方面に戻ることにしました。

  
足摺岬に戻ると、いくらか天気が回復したので、林の中を再度探索。
すると、ハマボッス(左)が何株か咲いているのを発見。午前中に撮影し損ねた
オオハンゲ(右)なんかも撮影したりと、やっぱり発見が続きます。

  
面白かったのは、海辺の展望台近くでみつけたイヨカズラ(左)。見事な株ですね。
花をアップで撮ろう、と近づくと、フタイロカミキリモドキ(右)が止まっていたりもしました。

  
さらに面白かったのは、1株だけ満開の株を見つけたクサスギカズラ(左)。
アップ(右)でみてみると、小さな花が並んでいてそれはそれは綺麗なこと。

   
岩場にはハマホラシノブ(左)もありました。そして、そのあたりをいじっていたら、
裏側中央部の凹んでいる面白い形のマイマイ類の殻(右)も発見。カタマイマイ系?
というあたりで日も暮れなずんだのでギブアップ。翌日友人に会うべく、
淡路まで300km以上の道程をひた走ることになりました。

というわけで、なかなか面白い一日でした。さすが最南端、面白い生きものだらけです。
しかし、やっぱり昆虫系では、足摺岬まで来たんだぞ、という目玉にかけましたね。
GWの大混雑もよくわかりましたし、やはり次は真夏の茹であがりそうな時期に再訪でしょうか。


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