船越山に花を求めて〜GW・3日目〜06.5/1

ゴールデンウィーク3日目は、なぜか地元近辺の船越山への突撃と致しました。
この日は身内の祝事がありまして、夕刻にはウチにいる必要が発生したため、当初描いていた
長旅予定を急遽変更したような次第なわけです。いやぁ、メデテェお話で。
というわけで、今後なかなかこれない時期の船越山と思うと、ちょっと貴重かも知れませんね☆

<1> 船越山

  
船越山に到着すると、さっそくシキミ(左)やらジロボウエンゴサク(右)やらの花が見つかります。
でも、いつも真っ先に立ち寄る兵庫昆虫館は「月曜休館」。がぁ〜ん。

  
さっそく歩き始めうると、キセキレイ(左)が賑やかに鳴いていました。
道端のキジョランの葉裏にはアサギマダラの幼虫(右)が何匹か見つかりました。

  
そろそろ終わってるかな、と思っていたコショウノキ(左)は結構大満開。
そこここに小さなサワハコベ(右)も咲き誇っていました。

  
珍品キクガラクサ(左)はまだ葉ですが昨年よりも数が多いような…。
ツルネコノメソウタチネコノメでした(右)も大満開に咲いていました。

  
ほんの1株だけですが、イチリンソウ(左)がまだ咲いていたのも嬉しい発見。
昨年は大満開だったケクロモジ(右)は咲き始めの雰囲気でした。やっぱ季節が遅いのかな。

  
うれしかったのは、そこここで聞こえたミソサザイの大声。
小さい&よく動く&木陰にいる、のでデジスコでは大変難儀をしましたが、数カット撮れてました。
しかし、いつもながらこの体のどこからあの音量がでるのかしら。

  
ヒメユズリハ(左)も小さな花芽をつけていました。
そして、本道の方まで行くとシダレザクラ(右)のまぁ見事なこと!!

  
昨年は気付かなかったのですが、ラショウモンカズラ(左)をいくつか発見。ツマキチョウ(右)も
飛んでいて、ちょこちょこ動くので大変難儀しましたが、なんとか数カット撮影できました。

  
沢はヒメレンゲ(右)もかなり鮮やかに咲いていて、感激していると、こちらも色鮮やかな
トラフシジミ(右)が出現して、さらに感激。

  
さらにサカハチチョウも出現しました。しばらく粘ると、
翅裏(左)、翅表(右)ともいい感じに撮影させてくれて超ラッキー。

  
満山のほうに行くと、少し干からびていたけどトガリアミガサタケらしきもの(左)も発見。
境内の杉には、ヒメスギカミキリ(右)もうろついていました。

  
さらに奥の沢に行くと、ムロウテンナンショウ(左)と、ハリママムシグサ(右)を多数発見。
天下の珍品、ハリママムシグサはやたらたくさんあって逆にビックリしました。
沢を上っていくと、目の前に大きな鳥影。なんじゃ、と思ったらこれがなんとミゾゴイ。
悠々と樹間を飛び去る姿は当然カメラには収められませんでしたが、感激しました。

  
湿った岩壁にはイワタバコの実(左)がまだ残っていました。そして、
沢沿いにはまだヤブツバキ(右)も残っていたのがちょっとビックリ。

  
さらに上までのぼるとミツマタ(左)もかなり大満開。何かに襲われたらしい
サワガニの甲羅(右)なども落ちていたのもビックリ。
しかし、期待していたオチフジやカヤランには出会えませんでした。

  
ビックリするくらいたくさんの花をつけているアオキ(左)や、ミヤマネコノメ?(右)などを観察しながら、
いつもの奥の院方面に向かうと、奥の院の手前から「ここから有料」という大きな看板。
確かに奥にあるモンキーセンターは有料でしょうが、奥の院に行きたい人はどうすんのよ。
というわけですごすご退散。だって財布は車において来てたんですもの(T_T)
#右のはキンシベボタンネコノメソウだそうです。mstさんいつもありがとうございます。

  
途中でシマヘビ(左)に出会い、植栽もののクリンソウ(右)を愛で、とりあえず車まで
戻ると、再度チャレンジする気にはならずすごすごと退散。
なんとも中途半端な気持ちのまま次のポイントへ移動と致しました。


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