早春の加古川〜春の妖精探索〜06.4/8

<2> 加古川河口

  
お次に来訪したのは久しぶりの加古川河口。
さっそく歩き始めると、至近距離でシロチドリを数羽確認。

  
そして、かなりの至近距離でコチドリも発見。ズームで寄ると画面からはみ出し
そうになるので、四苦八苦しながら撮影しました。

  
ちょっと風が強いので、寝ているヒドリガモ(左)の羽も逆風に揺れていました。
波打ち際にはこの日もコサギ(右)が餌を狙っていました。

  
フト気づくと、コチドリの中に混じってムナグロを1羽発見。
少し夏羽の出始めた個体で、実は初撮影なので喜び勇んで撮影。

  
警戒心はかなり薄くて、こちらもはみ出しそうな至近距離まで
近寄って撮影することが出来ました。なんとも嬉しい限りで。

  
その後もシロチドリ(左)を何度も発見。波間には頭の黒くなったユリカモメ(右)が
たくさんいて、ズグロカモメも飛んでいたのですが、こちらは撮影できずに残念。

   
ヨシがかわいい新芽(左)を伸ばし、水辺にはヨモギ系の柔らかな葉(右)も
いくつも見つかりました。毎年気になるんですが、正体はなんでしょう?

  
打ち上げられた魚の死骸を一心に食べているハシブトガラス(左)も発見。
なんともカワイイ感じのイソシギ(右)もイイ感じに撮影させてくれました。
ホウロクシギも一瞬出現したのですが、デジスコを構える前に遠くに飛び去りました。

  
周りを歩くと、はやくもハマエンドウが色鮮やかなつぼみ(左)をいくつかつけていて、
さらにしつこく探すと、きっちり咲いている株(右)も1つだけ見つかりました。

  
近くではえらく印象的な色合いのシャクガの仲間の幼虫(左)を発見。夜行列車みたい。
小さなヒメウズ(右)も満開に咲き誇っていました。

  
ちかくでは、フトヘタナリ?(左)もごろごろ転がっていました。
そして、アシハラガニ(左)や、ヤマトオサガニなども確認。今年こそ、ハクセンシオマネキを
探さねばならんな、などと思いながら帰路につきました。

というわけで、目的のチョウは空振りでしたが、わりと成果多数の一日でした。

この後、久しぶりに街中まで走り、生涯3度目に映画館に足を運び、『ホテル・ルワンダ』を見てきました。
想像も出来ないほどの恐怖に包まれた、紛れもない事実を切々と描いた、大変に心揺さぶられる作品で、
世界を、人を、自分を、見つめなおし、深く深く考えさせられる時間となりました。
うまく表現出来ませんが、仮にその場に居ても、そして居なかったとしても、きっと何一つできなかった
自分だからこそ、せめてこの悲劇があったのだという事実だけ心に刻み込みたいと思います。
これを読まれた皆様も、ぜひ機会を見つけて見に行っていただければと心から思います。

そんなわけで、本当はこのまま遠出旅の予定だったのですが、そんなパワーは完全に
抜けてしまい、弟宅によって、酒をガブガブ呑んで寝てしまった一日でした。


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