飛来トンボ探求の記 〜敵前逃亡編〜05.10/22

  <2> おもつぼ湿原

  
鯉ヶ窪湿原を離れた後、天気も思わしくないので長距離移動はヤめよう、
ということで近くにある"おもつぼ湿地"に来訪しました。
到着するとさっそく、スズラン(左)の赤い鮮やかな実をみつけたり、ウメガサソウ(右)の
可愛い実を見つけたりと、楽しい出会いがありました。

  
何を勘違いしたのか、ひょっこり咲いていたタチツボスミレ(左)にも遭遇。
池にはオシドリの大群(右)がいましたが、近くからは撮影させてくれませんでした。

  
ほんの1花だけ残っていたママコナ(左)や、小降りながらステキな
雰囲気をかもしているセンブリ(右)などにも会えて感激。

  
そして、やはり秋の楽しさは色づいた実でしょう。
ノイバラ(左)と、コムラサキ(右)の、溜息が出るような色鮮やかな実。

  
近くのササには不思議な雰囲気の幼虫(左)を発見。ガの仲間らしいのですが…
湿地を離れるとすぐ近くで、ものすごく紫の濃い、ノコンギク?(右)も見つけました。自生?

  <3> 岡山県阿哲郡周辺某所

  
最後に、まだ時間があったので、ウスイロヒョウモンモドキを探しに行ったあたりに再訪しました。
草地の花を見てみたくなった、というのが理由ですが、到着した頃には雨が降ってきました。
そんな中でも、ゴマダラチョウの死骸(左)や、ヒレアザミ(右)など面白いものが見つかります。

  
ちょっと嬉しかったのは、崖に咲いていたシマカンギク(左)。内陸に咲くくせに
シマカンギクとは不思議な名前ですが、黄色い鮮やかな花がステキです。
近くにはヒヨドリジョウゴの鮮やかな実(左)もありました。

  
マムシグサかな?テンナンショウ類の実(左)もありましたし、
キラキラ色鮮やかなノブドウの実(右)にも会えました。秋ならではですねぇ。

  
さらに楽しかったのは、ヤブサンザシの真っ赤な実(左)。
アキグミの実(右)もありましたが、このあたりの撮影をしている頃から、ものすごい風に
加えて、かなりの雨が加わって、もはや暴風雨状態なって、メチャクチャ寒い!!!
本当にほうほうの体という感じで、車まで這うように戻りました。

一休みして、再度懲りずに島根東端まで戻り、昨晩とは違う場所に狙いを定めて車中泊。
ところが、この日も夜半からかなりの暴風雨になり、車がゆれて目が覚めるくらい。
これでは明日も期待できないなぁ、と思いながらの幕引きとなりました。


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