ゴールデンウィーク遠征編〜5日目:関東花探索C〜05.05/03

神奈川県丹沢山地大山<1>AM編

ゴールデンウィークもあと3日。ここらで思い切り山を登ってみますか、ということで
突発的かつ無謀にも丹沢の大山に目的地を決定。
神奈川には10年住んで、丹沢には何度も行っているのですが、実は
大山には登ったことがない、ということで初チャレンジなんです。ドキドキ。

     
というわけで、燃えるような新緑の中スタート。
ただし、埼玉〜丹沢は思ったよりも遠く、なおかつ早朝からわりと混んでて、
6時から動いたのに、スタートは9時過ぎになってしまいました。

  
さっそく、道端にステキな花が見つかり始めます。
スミレの種類もわりと多く、エイザンスミレ(左)やマルバスミレ(右)も沢山見れました。

  
さらに登ると、ナガバノスミレサイシン(左)もいくらか残っていました。
そしてオトメスミレ(右)にも出会えました。普通のタチツボスミレは写真下にある
ように紫色ですが、こちらは純白になる色変わり品です。

  
わりと面白かったのはテンナンショウの類。この山では
葉の細長いホソバテンナンショウ(左)と、エラのあるミミガタテンナンショウ(右)が
たくさん見られました。ちなみにどちらも兵庫では超稀産種。
北方系、ということなんでしょうね。

  
オオルリの声が響く中をズンズンと登るにつれ、ミツバコンロンソウ(左)やツクバキンモンソウ(右)
などなど、次々とステキな花との出会いが待っています。

  
ミツバツツジ(左)の燃えるような花も沢山見られました。
そして一番目立ったのはマメザクラ(右)の花。時折見事に満開のものがあり、
ついつい足を止めて見惚れてしまいました。

  
そんなこんなで楽しんでいるうちに山頂に到着。
ここには神社と、小さな売店があって、周辺の景色はまぁお見事の一言。
遠く相模湾のほうまで見渡すこともできました。

というわけでしばしの休憩後、さらなる出会いを求めて今度は下り道を
ズンズン進んでいきました。それがやがてとある悲劇を招こうとは
神ならぬ身には知る由もないのでした(笑


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